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■ なすは縁起のよい野菜 ■
ナスに関係することわざの多さからも、日本人が親しんできたことがうかがえるナス。インドが原産地で日本では奈良時代にすでに栽培されていたという記録があります。1200年の歴史を持つ野菜だけに品種もバラエティに富んでいます。ナスの形に対する好みは地方によってかなり差があり、関東では小型の卵形、関西では長卵形から中長が多く、西日本では長ナス、九州では大長、北陸、京都の丸ナス、山形の小丸なども有名です。
現在は長卵から中長の品種が全国的に主流。「ナス紺」という独自の色の光沢を帯びた卵形は野菜の中では圧倒的な存在感があります。「一富士、二鷹、三茄子(なすび)」ということわざで初夢に見ると縁起のよいものの順です。高いもの(初物のなすの値段)にかけたという説もありますが吉夢とする理由としては、「富士は高大、鷹はつかみ取る、“なす”は大願を“成す“」にかけて、縁起の良い野菜とされてきました。夏の野菜ですが露地物の旬は9月いっぱい続きます。 |